気づき、自覚すること〜自覚は回復への道〜

こんにちは。
心理カウンセラーの友里菜です。

今日は、自分がカウンセリングが必要な人だと自覚することの大切さをテーマにお伝えしたいと思います。

私は、カウンセリングを受ける前、自分が日常の中で傷ついているということや、辛く、苦しい思いを味わっている自分に気づいていず、自覚がありませんでした。

ある日、もう心療内科にいて、鬱の宣告をされているという状態でした。そこで初めて自分は鬱になってしまって、普段とても心傷つき、苦しい思いをしていたんだ。というふうに気づいたのです。

その後、実はそこでそれを自覚するだけでも、症状もそれ以上ひどくはならずに、安心出来て、自然と環境も良くなり、楽になったのです。その後、落ち着いた時期にカウンセリングのプログラムを受けました。

以前のアダルトチルドレンのブログにも書いたのですが、この場合、例えば自分がアダルトチルドレンと気づく、また自覚するだけで、もう回復の過程にのっているということを皆さんに知ってもらいたいです。よく、病院で病気の宣告を受けると安心して症状がなくなったという人も多いと思いますが、これと同じことで、気づき、そして自覚というのは人の大きな成長なのです。その時点で回復が大きく進んだことになります。

この気づきを得るですとか、症状を自覚出来るというのが、カウンセリングを受ける重要な意義の一つでもあります。今お伝えしたように、大分それが症状の回復に向かうことになるからです。

私のアダルトチルドレンについて書いているブログで症状が回復する3つの過程を載せていますので、良ろしければご覧下さい。その回復過程の1番最初がこの「自覚」というものです。

自分をそのまま自覚する、認めるって皆さんは簡単ですか?難しいですか?これって、自分の良いところだけじゃなく、ネガティブなことも認める。受容するっていう意味も含めて自覚なんです。自分が、カウンセリングを受けるに値する人っていうことを自覚する。実はこれは簡単にはいかない人も多いです。

自分を見つめていくなかで、自分が実は自分の嫌いなところ、自分のネガティブなところなどを見たくないと思う人は多いです。それは当然のことだと思います。人は明るいほう、温かいほう、綺麗なほうなどに進みたいものだからです。でも、自分が本当に望む人生、本当に心が満たされる人生、本当に幸せを感じられる人生を送るには、自分の全てを観に行って、どんな自分も受け入れるということがとても大切です。

そのために、自分がどういう状況なのかを「自覚」するというのは、自分の成長の過程なのです。これが自分の本当の人生に大きく近づくことになるんです。

この自分に「気づきを与える」、「自覚する」というところをカウンセリングで得ることが出来ます。もちろん、その方の歩みの過程があるので、全ての人に必要とか当てはまるというわけではありませんが、この自覚という成長過程を進めるのに、カウンセリングが有効な場合が多いです。

もちろん、カウンセリングを進めるなかで、何も自覚出来なくても良いんです。話しを聞いてもらうだけで、救われたり、元気になる人も沢山います。気づきたいと思う人が気づきを得るものなので、無理して気づいたり、自覚するものではありません。

ただ、私が1番最初に出したブログにも書きましたが、カウンセリングは自分をよくよく知るためにとても良いツールとなります。自分と向き合い、自分を見つめ、自分の成長を感じられます。

自分を知っていく道は、人によっては、大変だな、厳しいなと感じる人もいると思います。私も楽しい時もあれば、大変だなって思うこともありました。色んな自分を見るからですよね?

でも、やっぱり大切な自分じゃないですか?
よくよく知ってあげることで、症状を改善させて自分を楽にしてあげることも、自分が望む人生を歩むことも、心満たされて、充実した自分になることにも近づけることが出来ます。

カウンセリングが皆さんの大切な気づきの後押しをしてくれるものであると幸いだなと思います🌸

今日もお読みいただき、本当にありがとうございます。

また書きますね。

友里菜

画像
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次